はじめに
- 2030/01/01
- 00:00
<2019年6月13日修正>はじめまして、まりと申します。東方神起のユノさんを愛し、チャンミンさんが大好きなトンペンです。ユノさんとチャンミンさん、多くのSMファミリーのお名前をお借りして、妄想したお話を綴っています。ホミンホミンホ(リバあり)です。深夜23時に更新します。BL表現があります。個人的なこだわりによって、リアルっぽさにこだわっています。なので他の東方神起をモデルにした二次BL小説とはテイストが違...
シルクとコットン 610
- 2023/03/26
- 23:00

「あ、あの、チェ代表はカミングアウトされてるんですか?」おれもびっくりしたけど、トゥギヒョンはおれよりもっとびっくりしたようだ。いつもは冷静なのに、焦った様子で詰め寄るように問いかけた。「あー、いえ、残念ながら公にはしていません。でもあなた方になら話しても大丈夫だと思いまして。」「それは、、同類だと知らせて懐に入るため、ですか。」「お、おい、」自分が先に突っ込んだ質問をしたくせに、トゥギヒョンが慌...
シルクとコットン 609
- 2023/03/25
- 23:00

御曹司と秘書?を試着室にお通しして、ソファーに向かい合って座った。向こうは御曹司と秘書、こちらはおれとトゥギヒョン。腰を下ろすとすぐにミノがコーヒーを運んできてローテーブルの上に置いてくれた。「こちらのコーヒーは美味しいと聞いているので、楽しみです。」想定外の声掛けにびっくりした様子のミノだったけど、すぐに笑顔になって「ありがとうございます。お口に合いましたらうれしいです。どうぞごゆっくりなさって...
シルクとコットン 608
- 2023/03/24
- 23:00

御曹司を事務室にお通しするわけにはいかないから、試着室を使うことにして。おれもトゥギヒョンも店に出て待っていた。今日の店当番のミノとテミンにも要点だけ説明するとふたりとも喜んだけど。もうすぐSJ商事の代表が来ると言うと、今度は緊張すると言い出してにぎやかだ。まもなく店の正面に滑るように停車した白いベンツ。てっきり後部座席から降りてくると思っていたら、それらしい人は運転席から降りてきて。助手席からもう...
シルクとコットン 607
- 2023/03/23
- 23:00

翌日、店の開店を待っていたのか朝10時きっかりに店の電話が鳴った。トゥギヒョンが出たけど、いつもと様子が違う。「は、はい、店におります。はい、お待ちいたしております。」受話器を置いてほーっと長い息を吐いたトゥギヒョンに、思わず笑ってしまった。「どうしたんだよ、ずいぶん丁寧な対応だったな。」「笑い事じゃないよ、ここに来るって、おまえに会いたいって。」「何の話だよww いったい誰が来るって?」「SJ商事の...