こんばんは
- 2016/05/01
- 00:00
5月になりました!4月27日は、東方神起 日本デビュー11周年記念日 でした。おめでとうございます!!11年・・・いろんなことがありました・・・でも!過去は過去!来年には、おふたりとも戻ってきてくれます。再来年には、日本でドームツアー!なんてウワサもチラホラ(未確認情報です)その日に向かって、毎日更新!...
心の声に耳をすませて 156
- 2016/05/01
- 00:00
「いらっ(こいつっ!)しゃい(何しに)ませ(来やがった!)」驚いてヒチョルさんの顔を見たけど、もちろん営業スマイルを張り付けて、でも目だけが異様にぎらついていた。「そんな睨まないでよ、オジサン。」「誰が『オジサン』だ!」声でわかってはいたけど、となりに座ったテミンくんにどんな顔をしたらいいのかわからない。「こんばんは、チャンミンさん。ここ、いいよね?もう、座っちゃったけど。」「敬語も使えねえのかよ...
失った愛を求めて 47
- 2016/05/01
- 12:00
ユノさんと女性のお話です。もろもろ大丈夫な方のみ、お読みください。________________おれとチャンミンの出番は毎年最後、いわゆるトリだけど、来年からは別のヤツに譲ることになるだろう。おれたちは、チャンミンがおれのヘルプについたときから、名前が偶然同じだという理由だけで『東方神起』の歌を歌ってきた。バラードはいいが、盛り上げるためにはダンス曲もやらないといけなくて、それぞれが毎日DVDやネ...
心の声に耳をすませて 157
- 2016/05/02
- 00:00
「ねえ、チャンミンさんがユノさんと初めて会ったのっていつ?」「え?えっと、今年の夏前、かな。」「なーんだ、僕のほうが先に出会ってたんじゃん。ユノさんって見る目ないなー。」「テミンくんはいつ?」「去年の春。大学でインターンシップの説明会があって、そこにユノさんが来てたんだ。他の会社は総務の担当者が配った資料読み上げるだけの詰まんないプレゼンだったけど、ユノさんは違ってた。まだ寒いのに上着脱いで腕まく...
心の声に耳をすませて 158
- 2016/05/03
- 00:00
「あいつ、何しに来たんだ?」「さあ、何だったんでしょうね。ぼくたちのことは、誰にも言わないって言いに来てくれたんでしょうか。」「わざわざ、それだけのために?変なヤツ。」急にヒチョルさんがニヤニヤし始めた。「おまえさ、さっき俺にタメ口使ったろ。」「え?そうでしたっけ?」「『うん、ありがとう。』って言ったぞ。」「そうでしたっけ。」だからって、そのニヤニヤは何?「おまえ、それだけ俺になじんだってことだよ...
心の声に耳をすませて 159
- 2016/05/04
- 00:00
「シウォンさんはテミンくんのこと知ってるんですよね。」「うん?まあ、少しは。でもなんで今テミンくん?もう気にしなくてもいいでしょ?」「それがさっきまでここにいたんだよ。チャンミンとふたりで話させてくれって。」「いまさら何の用があったの?何か言われた?」ヒチョルさんもシウォンさんも、ぼくを心配してくれてるのがひしひしと伝わってくる。これって、ユノさんの人柄がいいからなんだろうな。「いえ、別に悪意はな...
心の声に耳をすませて 160
- 2016/05/05
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「おまえがいない間に、チャンミン大変だったんだぞ。」「大変、って、何かあったの?」「あのテミンが殴りこんできた。」またヒチョルさんの悪ふざけが始まった・・・「何だって!?チャンミナ、大丈夫?殴られたの?どこ?顔?」ぼくの顔を両手で挟んで、あちこち舐めるように見るユノさんを、ヒチョルさんとシウォンさんはおもしろそうに眺めてる。「殴られてなんかいないよ。ユノ、落ち着いて。大丈夫だから、ちょっと話しただ...
心の声に耳をすませて 161
- 2016/05/06
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「うーん、わざわざここまで来て、それだけですか。」「おれたちのこと誰にも言わないってだけなら、それこそ電話で済むよな。チャンミンじゃなくておれに言えばいいんだし。」「そうだよな。」「逆に、宣戦布告ってことはないですか?」「ぼくのことを誰にも言わない理由を『ここで恩売っとけば、別れたとき僕んところへ来てくれるかもしれない』とは言ってましたけど、闘争心みたいのは感じませんでしたよ。」「それにしてもユノ...
心の声に耳をすませて 162
- 2016/05/07
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「だったらユノにはわかんないな。おまえはジイさんにもバアさんにも目いっぱいかわいがられてたもんな。兄貴とだってうまくいってるし。」「そうだね。おれはそういう意味では恵まれてるんだろうな。周りには、そういう辛い目にあってるやつはたくさんいるから。でも、そのことと今日チャンミンを訪ねてきたことと関係あるのか?」「直接は関係ないかもしれないんですけどね。僕、あれからテミンくんのことが気になって、それとな...
心の声に耳をすませて 163
- 2016/05/08
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R-18です!もろもろ大丈夫な方のみ、お読みください。________________マンションまで歩くのも、エレベーターの中も、部屋に入るまでずっと無言でぼくの手を掴んだままのユノさんに、ちょっと怖いって気持ちが湧いてきた。自分で言うのはなんだけど、ぼくは子どものころから親にも先生にも上司にも、叱られたという思い出が一度もない。物心つく前のことはわからないけど、母さんはよくぼくのことを、手のかからな...