ご挨拶
- 2019/08/01
- 00:00
8月になりました!!!Hot Hot Hot な夏ですね♪おふたりが日本でいらっしゃると思えば、暑さもなんのその!ってわけにはいきませんが(;^_^A毎日タオルがびちょびちょになるほど汗かいてるのに、痩せないのはどうしてでしょう(笑)PCでダンサーさんの動画を観ながらダンスを覚えようとがんばってるんですが、なかなか体が動いてくれません(;^ω^)ほっほっほっほっほー、の手だけならなんとかなるんですが、足をつけてリズムに乗っ...
命綱 178
- 2019/08/01
- 23:00
「うわ~」思わず声が出て、慌てて口を閉じた。チャンミンも普段から大きな目が、もっと大きく見開かれている。見るからに高級そうな広い部屋で、大きな窓からは海が見える。そしてその海の上には、明日走ってみようと言っていたあの大橋が。辺りは薄暗くなっているから、車のテールランプが赤く輝いて見えた。「こちらからの眺めは当ホテルの自慢のひとつです。」「すごい、ですね。」「お楽しみいただけましたら光栄でございます...
命綱 179
- 2019/08/02
- 23:00
「あ、コース料理ってドレスコードとか大丈夫なんですか?」「それは大丈夫。リゾートホテルだからか、特に決まりはないみたいだったよ。みんなラフな格好なんじゃないかな。」「だったらいいけど。ぼくたちジーンズとトレーナーくらいしか持ってないから。」「チャンミンはスーツも一着しかなかったもんな。ユノさんのもらえたからよかったけど。いまはもしかして共有?」「まあな。体格が同じくらいで、ほんとよかったよ。」おい...
命綱 180
- 2019/08/03
- 23:00
頭の片隅では、コース料理の予約時間が気になってはいたけど、それよりチャンミンの唇のほうが・・・プルルルルプルルルル「ん、んん、ユ、」「ん、」誰だよ、こんなときに電話って。電話電話?おれたちの携帯の着信音じゃない。もしかして、、「あ、」名残惜しいけどチャンミンを離し、部屋を見回してチェストの上の管内電話を見つけた。「はい。」『チョン・ユンホさまでいらっしゃいますか?』「はい、そうです。」『本日ご予約...
命綱 181
- 2019/08/04
- 23:00
コース料理、なんて言うから、フォークとナイフが左右に並んでいて外側から使っていく、とかいうやつかと思っていたら、何のことはない創作韓国料理で、箸とスプーンで食べられた。ただ、普段食べてるものとは見た目も味もまったく違う料理が次々と運ばれてきて、美味いんだけど落ち着かない。最初に飲み物を訊かれて、つい「お勧めは?」なんて訊いてしまったら、ワインを勧められてふたりで一本だけ頼んだ。「へえ、案外ワインも...
命綱 182
- 2019/08/05
- 23:00
キャリーバッグから必要なものを全部取り出して、チャンミンは自分の気が済むようにセッティングする。おれはジャマにならないように先にシャワーを済ませ、腰タオルで出てきたら部屋が暗くなっていた。「灯りは?」「点けないほうがいいよ。だって、星がきれいだし、車のライトもすごくきれいだから。」確かに部屋の壁一面が窓になっているから、夜景がよく見える。ソウルは街が明るすぎて、星はあんまり見えないけど、ここは窓の...
命綱 183
- 2019/08/06
- 23:00
R-18です!もろもろ大丈夫な方のみ、お読みください。__________________チュッ、チュクッ頭の芯がしびれるような口づけ。ふたりともいつの間にか腰に巻いていたタオルが外れて、ソレ同士がぶつかり合っている。腰を抱き、唇を吸いながら、そっと目を開けて横を見ると、窓ガラスに映るおれたちの姿があった。ふたりとも間違いなく男のカラダで、おれはともかく、チャンミンは柔らかさを微塵も感じない体つきで。...
命綱 184
- 2019/08/07
- 23:00
R-18です!もろもろ大丈夫な方のみ、お読みください。__________________窓の向こうを赤い光の筋が絶えず流れる。それが車のテールランプだとわかっていても、幻想的に見えるのはここが旅先だからか。それとも、キレイに磨かれたガラスに映っているチャンミンの姿態のせいなのか。「見えてるか?」「ん、、ん、、」ガラスに映るチャンミンの目は、俺の顔に向けられてはいるけど、焦点が合っていないようにトロン...
命綱 185
- 2019/08/08
- 23:00
R-18です!もろもろ大丈夫な方のみ、お読みください。__________________蕩けた顔をしたチャンミンが妖艶に笑んで、下からおれの首に腕を回す。「ユノ、」何か言うわけでもなく、腕に力を入れておれを引き寄せたチャンミン。まだ完全にはふにゃけていないお互いのソレがぶつかった。「ふふ、やる気満々じゃん。」「もちろん。」そりゃそうだろう。一回きりじゃなく、何度もシたいって言い出したのはチャンミンな...
命綱 186
- 2019/08/09
- 23:00
唇を味わい尽くし、口内を蹂躙し、髪に額に鼻に頬に顎に、次々と口づけを落としていく。途中でチャンミンがクスリと笑い、それに応えるようにチュッと大きくリップ音を立てた。「くすぐったいよ。」「すぐよくなるさ。」顎から喉を舌でなぞると、たちまちチャンミンの声の色が変わる。男にしてはなだらかな喉が、おれを招くように反っていった。男のくせに喉仏が飛び出てないって、中学生のころはからかわれたこともあったけど、体...