ご挨拶
- 2020/07/01
- 00:00
7月になりました!2020年も後半に突入です!!梅雨らしからぬ暑い日が続いたと思えば、昨日は一日中雨で肌寒い一日でした。みなさまのところは如何でしょうか?先日お話のあとに少し書きましたが、夫が復職してくれました(≧∇≦)夕方5時過ぎには帰ってきますがww、とりあえず一日自分の時間ができました。復職してからちょうど一週間。ボチボチ慣れてきた、かな?ちょうど私も会社の決算なので、それを済ませたら自分時間を満喫...
まちぶせ 210
- 2020/07/01
- 23:00
「おかえりチャンミン。ボギョンちゃんたち、アメリカに帰るんだって。」「え?」驚いてボギョンを見れば、となりのお母さんは泣いている。「どうして急に・・」「母さん、私チャンミンと話してきていい?」「え、ええ。」ボギョンのお母さんは少しためらってウチの母さんに目を向けた。「ゆっくり話してらっしゃい。スヨンたちが帰ってきたら夕食にしましょう。食べていってくれるでしょ?」ボギョンのお母さんが無言でうなずいて...
まちぶせ 211
- 2020/07/02
- 23:00

「スヨンは知ってるの?」ボギョンは黙って首を横に振る。ぼくはボギョンを避けてたけど、スヨンは毎朝いっしょに登校していたはずだ。帰りは部活があるからバラバラだっただろうけど、帰ってからも電話でおしゃべりしていたのに。何か、事情があるんだろうか。「父さんがね、病気なのよ。」「病気?」「命に係わるようなものじゃないんだけどね。向こうにはお祖父ちゃん・お祖母ちゃんもいて、その面倒もみなきゃいけないし。って...
まちぶせ 212
- 2020/07/03
- 23:00

「あんなにびくびくしてたのに、もう開き直ったの?それともユノオッパと出来ちゃったから強くなった?」「できっ?!そんなことしてない!」「ふーん、まだなの。」鼻で笑ったボギョンが恐ろしい。ふいに、ボギョンがさっきからぼくとユノヒョンが付き合ってると決めつけて話してることに気がついた。「ボギョン、キミはユノヒョンのこと好きだったんじゃないの?それなのにぼくとユノヒョンがどうとかって、どうしてそんなこと言...
まちぶせ 213
- 2020/07/04
- 23:00

「あんたはずっと私のものだった。アイツが現れるまでは。」は?「何言って、」「小一のとき、いじめられた私をあんたはずっと守ってくれてた。ずっとずっといっしょにいてくれたでしょ?」「それは、、」「私はあんたがずっと私といっしょにいてくれると思ってた。だって私にはあんたしかいなかったんだもの。あんたにだって私しかいなかったでしょ?そうでしょ?」「そんなことは、、」否定しようと思ったけど、それはあながち間...
まちぶせ 214
- 2020/07/05
- 23:00

「お父さんはボギョンを捨てたりしてないだろ?もちろんぼくだって、」「あんたに何がわかるの!?」ボギョンの形相が変わる。「でも、お父さんは転勤で」「そんなの表向きだけよ!父さんは逃げ出したのよ、こっちの会社に馴染めなくて。それに!」何かを言いかけたボギョンは、ハッとしたように息を飲んで口をつぐんだ。気になったけど、急かすことはしたくなかったから黙っていた。「これもあんたに関係あることだから言わなきゃ...
まちぶせ 215
- 2020/07/06
- 23:00

ボギョンが落ち着くまで待つしかなくて。けれど、待っている間にぼくも落ち着いてきて、やっと頭が回り出す。すると浮かんできた疑問。ボギョンが知ってるくらいだからボギョンのお母さんもこのことを知っているんだろうな。知っていてアメリカに帰ることを決心したなら、よっぽどご主人を愛してるってことだろうか。いや、他に理由があるのかな。ボギョンの父親だから、とか・・「チャンミン、このことは誰にも言わないでよ、もち...
まちぶせ 216
- 2020/07/07
- 23:00

いつもお越しくださってありがとうございます♡知らない間に総拍手数が209700を超えています。たぶん数日で21万拍手のキリ番です。踏んでくださった方はどうかお知らせください。ご要望があればできるだけお応えさせていただきます(人´∀`*)______________________________「お祖母ちゃん、いたんだ。」「うん。私が生まれる少し前にお祖父ちゃんが亡くなって、お祖母ちゃん、施設に入所してたの。母さんがこっちに帰ってきたのに...
まちぶせ 217
- 2020/07/08
- 23:00

「だから私、アメリカには戻らないって決めたのよ。」そういえばボギョンのお母さんが高校からアメリカに行くことになってたって言ってたな。「お祖母ちゃんが亡くなって、こっちにいる意味がなくなったから、母さんはすぐにでもアメリカに戻りたかったみたいだけど。父さんには彼氏がいるのよ?母さんがそれを知ったら・・・」それは、ショックだろう。ボギョンの話が真実なら、お母さんは長い間騙されていたことになる。「でも、...
まちぶせ 218
- 2020/07/09
- 23:00

「あんたのせいじゃないっていまはわかってるわよ?だけどそのときは、、あの子よりもあんたが憎かった。」ごめん、っていうのもおかしいし、やっぱり言葉が出てこない。「そのあと、あんたたちを学食で見たのよ。正直ショックだった。それまではあんたが『ユノヒョン、ユノヒョン』言ってても、ただカッコいい上級生に憧れてるだけだと思ってたのに。まさか父さんと同じだったなんてね。」「どうして、、」とっさに言いかけたけど...