ご挨拶
- 2020/08/01
- 00:00
8月になりました!やっと近畿地方まで梅雨明けしたようです。でも東北地方はまだ雨が続いていて、被害も出ていますね。雨の怖いところは降りやんでも土の中に溜まっていて、土砂災害が起こるところです。また、住んでいるところは降っていなくても上流で降れば川の水かさは増えます。どうか油断せず、最新の注意をなさってくださいね。コロナ予防もまだまた続けなければなりません。どうかみなさん、お元気でお過ごしください。...
まちぶせ 241
- 2020/08/01
- 23:00

「あれぇ?ユノヒョンとチャンミン?」突然響いた素っ頓狂なこの声は・・・「ドンへヒョン!」ってことは?「なんだ、おまえたちも来たのか。」ユノヒョンの目線の先にはヒョクヒョンが笑っていて。「ヒョンたちもこの公園知ってたんだ。」「いや、先週たまたま見つけたばっかり。」「ヒョクヒョンたちはよく来るんですか?ここ。」「ああ、俺の母さんの店がこの近くにあるから。」「そうそう。で、オレはその店でバイトしてるから...
まちぶせ 242
- 2020/08/02
- 23:00

「さあね、わかってるかどうかはわかんないけど。わざわざ言ったわけじゃないし。」はい?「ドンへのこと『ウチの息子』とか呼んでるけど、ただ俺の仲のいい友だちだと思ってるかもね。」あー、なるほど。ユノヒョンがカミングアウトされたわけじゃないけどわかった、っていうのとは逆パターン的な?たぶんはっきりと言葉にはしてないけど、それらしい匂わせはいっぱいしてるんだろう。だけど、頭の片隅にでもセクシュアルマイノリ...
まちぶせ 243
- 2020/08/03
- 23:00

ユノヒョンは、ぼくが作ったキンパも母さんが作ったおかずも、美味しい美味しいって食べてくれた。母さんが作ったおかずは辛かっただろうけどそれでも、半分はおれのために作ってくれたんだから、なんて言って残さず食べてくれた。ぼくが食べてもよかったんだけどな。キンパは、たぶんぼくが三分の二くらい食べたと思う。「はあ、美味しかった。量もちょうどよかったな。まだ食べられるくらいじゃないと、踊れなくなるから。」「そ...
まちぶせ 244
- 2020/08/04
- 23:00

「ボア~!」ドンへヒョンが大声で名前を呼ぶと、振り向いたボアヌナの笑顔が開いた。「もう~、誰もいないから日を間違えたのかと思ったじゃない。」ぷくっと頬を膨らませて怒ったボアヌナは高校生のときとあまり変わっていない。「ドンへはともかく、チャンミンとユノオッパは絶対早く来てると思ったのに。」「すみません、お昼ご飯を食べに行ってたんです。」「何よ、それなら私にも声かければいいでしょ。4人だけで行って、私...
(テスト記事です)まちぶせ 244
- 2020/08/04
- 23:00

ブログ村への反映がうまくいかないのでテスト送信しています。おじゃまだと思いますが、お気になさらず(;^_^A「ボア~!」ドンへヒョンが大声で名前を呼ぶと、振り向いたボアヌナの笑顔が開いた。「もう~、誰もいないから日を間違えたのかと思ったじゃない。」ぷくっと頬を膨らませて怒ったボアヌナは高校生のときとあまり変わっていない。「ドンへはともかく、チャンミンとユノオッパは絶対早く来てると思ったのに。」「すみませ...
まちぶせ 245
- 2020/08/05
- 23:00

アメリカーノのカップを持って、こぼさない程度に急いで戻る。携帯で確認すると、約束の時刻にはまだ20分ほどあった。まだ前の人たちは出てきていないみたいだし、歩く人のジャマにならないように5人でスタジオの壁沿いに移動した。「それにしてもチャンミン、なんで私に声かけなかったの?」えっとそれって?「今年の一年生は女子がいっぱいいるって言うじゃない。」あ、そっち。「すみません、でもボアヌナは忙しいだろうと思っ...
まちぶせ 246
- 2020/08/06
- 23:00

「じゃ、じゃあ、リョウクもボアヌナが今日来てくれることは知ってるんですか?」「ええ、知ってるわよ。たぶんキュヒョンとふたりで練習したんじゃない?」うわあ、ふたりとも何も言ってなかったのに。「せっかく2年前のメンバーが揃うんだから、びしっと決めてやらなきゃね。」そうだった。ボアヌナはユノヒョンに負けないくらい熱い人だった・・・「すみません、本当ならぼくが気がついてみなさんに集まってもらわないといけな...
まちぶせ 247
- 2020/08/07
- 23:00

アメリカーノを飲みながらおしゃべりをしてる間に、キュヒョンとリョウク、それに一年生たちも、ひとりふたりと姿を表した。約束の時刻が近づいて、ぼくたちの前にスタジオを使っていた人たちがぞろぞろと出てくる。それは先週と同じ人たちで、あのユノヒョンの友だちもいた。ユノヒョンとハグしたその人はチラッとぼくを見て、何事かをユノヒョンの耳元でささやき、ユノヒョンはちょっとだけ困ったような顔をしたけど、その人の胸...