シルクとコットン 354
- 2021/01/14
- 23:00

翌日、先ずはサンプル生地で縫い上げてみた。
トルソーに着せて眺めてみる。
「ほ~、いい感じだな。」
気難しい人に褒められるとひと際うれしさが染みる。
トゥギヒョンも呼んで見てもらった。
「この二種類はスカート丈が違うんだな。」
「お嬢さんたちは性格が違うから。」
「色は?」
「ボヨンさまは赤、ナヨンさまはオレンジ色、だな。」
「おお、似合いそうだ。」
「上着は白にしようと思う。」
「うん、伝統的だしな。襟は?スカートと共布か。」
「ああ。」
「ってことはこれはマダムのだろうけど、パンツってのは斬新だな。」
「マダムはパンツスーツが多いみたいだから。藍染使おうと思ってる。」
「うん、いいんじゃない?」
パンツは裾が広がるゆったりしたデザインにした。
脚を揃えて立てばロングスカートに見えなくもない。
「このライン、柔らかくていいよ。」
「せっかくニット使うんだからな、柔らかさを強調したい。」
「仮縫いして試着してもらうか。」
「ああ、アポ取ってくれ。」
よし、思ったより早く上がりそうだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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