肌色の宝物 217
- 2022/12/09
- 23:00

ご心配をおかけしましたが、昨日無事に従兄の葬儀・告別式が済みました。
サッカーワールドカップのコスタリカ戦の余韻で熟睡できずにいた早朝、亡くなったことを知らせる電話が鳴ってからずっとうまく眠れずにいましたが、昨夜は久しぶりに朝までゆっくり眠れました。
ちなみに余談ではありますが、式の途中で従兄の誕生日が2月6日だったことを知り、心の中でニヤけてしまったのは秘密です。
それはともかく、ご心配くださったみなさま、ありがとうございました。
______
ぼくたちの日常に、キュヒョンとシウォンさんもときどき加わって、穏やかに、ときどきにぎやかに過ぎていった。
ユノさんの従妹のスジョンさんは、作品が賞を取って陶芸作家として認められ、年に一回個展を開くようになり。
作品に高値が付くようになったけどお店はそのままで、陶芸教室も回数は減ったけど続けている。
シニョンさんとシンドンさんは相変わらずで。
ぼくたちふたりもだけど、キュヒョンたちもときどき通っていて。
たまに二階のバーで集まることもあった。
会社との縁も切れてなくて、忙しいときや困ったときには連絡が来る。
ぼくが仕事のときはユノもついてきて、差し入れをしたり、社員の相談に乗ったり。
なんだかんだ、忙しく月日は過ぎていった。
怖がりのぼくは、あまり気にしないユノさんを連れて、毎年人間ドックを受診した。
年相応に前立腺が大きくなったり、甘いものが好きなユノさんの血糖値が上がったりしたけど、薬を飲むだけで済んで、ふたりとも大きな病気をしないできたけど。
韓国男性の平均寿命を過ぎた辺りから、たまに体調を崩すようになって。
その頃には周りのみんなも入院したとか骨折したとか聞くようになった。
ふたりとも両親の年を追い越したころには、亡くなる人もいて。
そのあとに家族間であれこれともめるのも見聞きしたから。
ぼくたちはぼくたちにそのときが来た時のことを、ふたりで話し合ってノートを作った。
それぞれの妹たちと甥や姪にもぼくたちの意思を伝えて、ノートの置き場所を知らせておいた。
そのうちユノさんは、風邪を引いたあと肺炎を起こすようになり。
何回かは診察を受けて点滴をしてもらったり薬を飲んだりして家で寝ていれば治ったけど。
とうとう入院しなければならないときが来た。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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