天使のお仕事 31

一時間早いですが、

ユノさん♡
お誕生日おめでとうございます！





「あの、この作業場での異動はあるんですか？」



「ええ、たまにありますよ。」



「それって、、最終段階のひとが魔界におと、、異動になったらってことですか？」



「おいチャンミン、」



「ああ、そうですか。ご存じなんですね。そうです、汚れてしまった天使は魔界に異動になります。」



『落とされる』というのとは感じが違うけど、魔界に行くことは間違いないんだ。



「天使である私たちの内側が汚れてしまうと、天界の清浄な気が辛くなるんです。それで魔界に行かせてもらうんです。」



そうだったんだ。



これも神様の御心なのかもしれない。



「最終工程に異動になるのはどんなひとですか？」



「それは、、あなたたちには関係のないことですよ。」



「関係ないことはないでしょう？これからここで仕事していくんだから。例えばここで一番長くいる人が次の工程に異動する規則になっているとか。」



「いえ、そういうことではありません。」



「だったらどんな基準なんですか？」



「それは、、私が見たところ、あなたたちはおそらくずっとここでいられますよ。」



「それはどういう、、、」



案内のひとが本当に困っているように見えたから、チャンミンを止めようと思ったとき、案内のひとが動いた。



「ついてきてください。」



ほんの２～３歩歩いて振り向くと、もう池が見えなくなっていて。



前に目を戻すと、また池が、、、



池の周りでは天使さんたちが仕事をしているんだけど、何かがさっきとは違っているような気がした。










最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。



にほんブログ村